
弁護士事務所からインハウスに転職を考える際、実際に一番気になるところが給与(報酬)面ではないでしょうか?せっかく転職するなら少しでも収入は上がってほしいものですよね。
実際どれぐらい変わるものなのか、いくらもらえるのかについてここでは解説します。
まず法律事務所で働く弁護士の平均年収は750~800万円です。
一方、インハウスローヤーの場合の平均年収は800万円をやや超えるぐらいです。
それほど大差はありませんが、インハウスローヤーの方が若干高収入かなという感じですね。
ただし、弁護士事務所の中でも、国内大手や外資系の場合は1,000万円を優に超える人も少なくなくありません。
代表やパートナー弁護士の場合はさらに高収入であることが多いので、在籍する弁護士事務所や立場的によっては、インハウスローヤーになることで却って収入が落ちる場合もあるので注意です。
しかし、案件獲得数やクライアントの提示報酬によって収入が大きく変わる弁護士事務所と違い、インハウスで働く場合は昇給・昇格の制度が適用されるため、在籍年数を経ることに報酬は上がっていくケースが多いです。
そのため、将来性を考慮して、若い世代の弁護士がインハウスローヤーに転職する傾向が見られます。
実際、インハウスローヤーの約3割が弁護士年数5年未満、約5割が5年~10年の若手中堅層が占めています。
これから結婚を考える方、現在小さな子どもがいる方は、インハウスローヤーとなり確実に収入を増やしていくことがおすすめです。
企業なら福利厚生も充実しているので安心ですね。
◎弁護士の給与についてのご参考:https://dime.jp/genre/879259/
名前:松本エマ
生年月日:1980年12月10日